生活や農業(園芸)で使える「竹炭」の商品はこちら!
竹炭は私達の健康や食用、磁場の安定にまで活用出来るのをご存知でしょうか?
また、竹炭がどのような使い方をされ、どのような効果があるのかご存知でしょうか?
世間の竹炭に対しての意識は低いものがあり、脱臭炭や除湿炭のみにしか使えないと言った考えがほとんどだと思います。
竹炭をうまく活用するには竹炭の性質を知らなければなりません。
これから、竹炭の性質を利用した竹炭の効果と使い方について【生活での活用】【農業での活用】について紹介していきます。
竹炭の効果、性質とは?
現在、市場に出回っている竹炭製品のほとんどが、竹炭が持っている次の二つの性質を利用しております。
それは、「多孔質構造(空隙構造)」と「アルカリ質(灰ミネラル)」です。
多孔質構造(空隙構造)
竹炭には、下の左の画像と右の画像のイメージのように無数の小さな穴(ミクロ孔)が存在し、比表面積(1g当たりの表面積)が驚くほど広いことが知られております。
炭化温度800℃程度の竹炭で表面積は最大となり、1g当たりの表面積の広さは700㎡(26.5m×26.5m)以上に達します。
台所用のスポンジが小さな汚れをキャッチする様に、竹炭のミクロ孔が目には見えないほどの大きさのあらゆる物質をキャッチしてくれます。
これが竹炭の吸着力の理由です。
アルカリ質(灰ミネラル)
それに加えて、竹炭にはアルカリ質の灰ミネラル(珪素、カリウムなど)が多く含まれ、灰ミネラルは溶け出しやすい性質を持っています。
生活での活用について
今回は、この二つの性質を利用した竹炭の効果と使い方(7種類)についてご紹介していきます。
- 消臭・脱臭・空気清浄効果
- 調湿・除湿・マイナスイオン放出効果
- 水質浄化・アルカリ還元効果
- インテリアでの活用
- 食用での活用
- スキンケアでの活用
- 電磁波シールド用での活用
消臭・脱臭・空気清浄効果
竹炭は置くだけでお部屋の空気を浄化し、消臭、脱臭の効果があります。
これは、竹炭の多孔質構造が空気中の様々な物質(アンモニア、硫化水素、トルエンなど)を吸着する働きがあるからです。
シックハウス症候群対策にも置き炭が有効だと言われております。
シックハウス症候群の原因となり得るホルムアルデヒドなどの有害物質を竹炭が吸着してくれるからです。
また、竹炭にはシロアリ害を予防してくれる効果もあります。
部屋用脱臭炭
6畳につき2kg以上の竹炭を置きます。 6畳につき12kg~15kg置くと、より効果的なのですがスペースの問題も出て来ます。
そのまま置くか、布袋や不織布袋、紙袋に入れて置きます。
竹炭は1カ月を目途に水洗い、煮沸消毒、乾燥させ再利用し、3カ月を目途に新しいものと交換します。
下駄箱(靴箱)脱臭炭
下駄箱に500g~1kgほどの竹炭を置きます。 そのまま置くか、布袋や不織布袋、紙袋に入れて置きます。
竹炭は1カ月を目途に水洗い、煮沸消毒、乾燥させ再利用し、3カ月を目途に新しいものと交換します。
床下用設置炭
1坪につき15kg~30kgほどの粉状か粒状の竹炭を敷き詰めます。
シックハウス症候群対策として、また、シロアリの予防にも効果的です。
そのまま置くか、不織布袋に粉状か粒状の竹炭を入れて置きます。
使用期限は無期限で交換の必要はありません。
冷蔵庫内脱臭炭
冷蔵庫に300gの竹炭を入れます。
場所を取らない小さめの容器に入れてそのまま置くか、布袋や不織布袋、あるいは紙袋などに入れて置きます。
竹炭は15日~20日を目途に取り出して水洗い、煮沸消毒、乾燥させ再利用し、2カ月ほどで新しい竹炭と交換します。
車内脱臭炭
普通車クラスの大きさで車内に竹炭を1kgほど置きます。
布袋や不織布袋に入れて置きます。
竹炭は1カ月を目途に取り出して水洗い、煮沸消毒、乾燥させ再利用し、3カ月ほどで新しい竹炭と交換します。
設置炭は広い容器にそのまま入れて置くのが一番効果的なのですが、置く場所の確保や見栄えの観点から、通気性の良い布袋や不織布袋、あるいは紙袋などに入れて置くのが良いでしょう。
用途によっては竹炭をメンテナンスし、再利用出来ます。
竹炭は再利用時には水洗いし、5分~8分ほど煮沸消毒して乾燥させたものを使用することをお勧めします。
調湿・除湿・マイナスイオン放出効果
竹炭は、湿気の多い時には水分を吸収し、乾燥すると吐き出して湿度を丁度良いくらいに保ってくれます。
水素イオンを吸着して吐き出す時にマイナスイオンを吐き出すと言われております。
マイナスイオンには、リラックス効果や疲労回復効果があり、普段の寝室や梅雨の湿気の多い時期には特に有効だと言えます。
部屋用調湿炭
消臭・脱臭用と置き方は変わりません。
6畳につき2kg以上の竹炭を置きます。
そのまま置くか、布袋、不織布袋、紙袋に竹炭を入れて置きます。
竹炭は1カ月を目途に水洗い、煮沸消毒、乾燥させ再利用し、3カ月を目途に新しいものと交換します。
床下用調湿炭
1坪につき15kg~30kgほどの竹炭を敷き詰めます。
そのまま置くか、不織布袋に粉状か粒状の竹炭を入れて置きます。
使用期限は無期限で交換の必要はありません。
クローゼット用除湿炭
1畳につき2kgの竹炭を置きます。
そのまま置くか、布袋や不織布袋に入れて置きます。
竹炭は1カ月を目途に水洗い、煮沸消毒、乾燥させ再利用し、3カ月を目途に新しいものと交換します。
設置炭は広い容器にそのまま入れて置くのが一番効果的なのですが、置く場所の確保や見栄えの観点から、通気性の良い布袋や不織布袋、あるいは紙袋などに入れて置くのが良いでしょう。
用途によっては竹炭をメンテナンスし、再利用出来ます。
竹炭は再利用時には水洗いし、5分~8分ほど煮沸消毒して乾燥させたものを使用することをお勧めします。
水質浄化・アルカリ還元効果
竹炭の多孔質構造が水の濾過資材として機能し、水道水に含まれる不純物やカルキなどの物質も吸着してくれます。
同時に、竹炭に含まれているミネラル(カリウム、珪素など)が溶け出し、水をアルカリ質に変えてくれます。
また、竹炭には水の分子集団(クラスター)を小さくする働きがあります。
浴用
お風呂180Lのお湯に対して網目のネットなどに入れた1kgの竹炭を沈むまで入れておきます。
竹炭に含まれるミネラルが溶け出すと同時に、水のクラスターを小さくし肌に浸透しやすい滑らかなお湯にします。
また、竹炭がカルキや湯あかなどを吸着し、きれいなお湯を保ちます。
使用後は水洗い、乾燥させ、1週間ごとに煮沸消毒して再利用します。1カ月で新しい竹炭と交換して下さい。
飲料水用
水道水1Lに対して竹炭50g~100gを入れます。
竹炭を入れた水道水は、アルカリ質のミネラルウォーターに生まれ変わります。
竹炭を入れた飲料水は冷蔵庫保管で1~2日を目途に使い切るか、それ以降は煮沸して使用します。
竹炭は使用毎に煮沸消毒、乾燥し、10日間使用したら処分し、新しい竹炭と交換します。
炊飯用
お米5合に対して竹炭100gを炊飯ジャーに入れ炊飯します。
ふっくらとした美味しいご飯が炊き上がります。
また、ご飯の酸化を防ぎますのでご飯を長持ちさせます。
使用後の竹炭は水洗い、煮沸消毒、乾燥し、5回ほど再利用出来ます。
竹炭を使用した美味しいご飯の炊き方
揚げ物料理用
揚げ物料理をする時に100gほどの竹炭を油の温度が上がる前に入れておきます。
2回目以降の揚げ物をする時に、竹炭が油の酸化を軽減しますので揚げ物の仕上がりが良くなります。
油の質が悪くなって処分するときに竹炭も処分します。
野菜の鮮度保持用
冷蔵庫(野菜室)に竹炭を300g入れます。
そのまま置くか、布袋や不織布袋、紙袋に入れて置きます。
竹炭のアルカリ還元効果が働き、野菜が酸化して腐食するのを軽減し、鮮度を長持ちさせます。
竹炭は15日~20日を目途に取り出して水洗い、煮沸消毒、乾燥させ再利用し、2カ月を目途に新しい竹炭と交換します。
花瓶の花用
花瓶に入れる500mlの水道水に対して50gの竹炭を入れます。
竹炭が水の不純物を吸着するとともに灰ミネラルが溶け出し花を長持ちさせてくれます。
竹炭は15日~20日を目途に取り出して水洗い、煮沸消毒、乾燥させ再利用し、2カ月を目途に新しい竹炭と交換します。
水槽の浄水用
水槽の容量によりますが、水槽幅45~60cmの水槽で500g、水槽幅75cm~90cmの水槽で1kgの竹炭を、網目のネットに入れて水槽に入れます。
水槽の水をきれいに保ちます。但し、アルカリ質を嫌う魚にはPH(酸度)を調整してあげる必要があります。
竹炭は15日~20日を目途に取り出して水洗い、煮沸消毒、乾燥させ再利用し、2カ月を目途に新しい竹炭と交換します。
竹炭は全ての用途において使用前に水洗いし、5分~8分ほど煮沸消毒して乾燥させたものを使用することをお勧めします。
また、用途によっては竹炭を再利用出来ます。
再利用時には同じく竹炭を水洗い、煮沸消毒、乾燥させます。
インテリアでの活用
竹炭には、気分をリラックスさせてくれる効果がありますのでインテリアとしても活用できます。
和室や飾り台などにインテリアとして飾ると、脱臭や調湿などにも働きますので効果的です。
食用、飲用|竹炭パウダー
竹炭を微粉砕したもので、食品添加物として使用します。
パン生地に練り込んだり、麺に練り込んだりして使用します。
竹炭が配合されたパンや麺は、竹炭の吸着力やミネラルが働き、健康的な食材だと言われております。
食用、飲用|竹炭サプリメント
竹炭パウダーを飲みやすくサプリメントにしたものが最近では市場に出て来ております。
手軽に竹炭を摂取しやすい、手や口が汚れないなどの利点がございます。
化粧品|竹炭石鹸、竹炭ハミガキ粉、竹炭シャンプー、竹炭パック
竹炭を配合して造られ、竹炭の吸着力とクラスターを小さくする効果を利用して開発された商品です。
人の肌に馴染みやすく、洗浄効果をアップさせるだけでなく、人肌にも優しい化粧品です。
電磁波シールド用竹炭
炭化温度750℃以上の竹炭は通電性(電気抵抗が小さくなる)を帯びます。
通電性を帯びた竹炭を埋設することで、地電流を整え、磁場を安定させる効果があります。
磁場の乱れが、肩こり、頭痛、吐き気、不安など、人の体と精神に害を与えることも言われておりますので、健康にも効果的です。
竹炭の使い方|まとめ
①~③までの話の内容(竹炭の使い方)を表でまとめました。
竹炭のメンテナンス
竹炭の基本的なメンテナンスは、【水洗い⇒煮沸消毒(5~8分)⇒乾燥】とします。
使用方法の表
①消臭・脱臭・空気清浄効果
設置場所 | 使用量 | 設置方法 | メンテナンス | 使用期限 |
部屋用脱臭炭 | 6畳につき2kg以上 | そのまま、布袋、不織布袋、紙袋 | 1カ月毎 | 3カ月 |
下駄箱(靴箱)用脱臭炭 | 500g~1kg | そのまま、布袋、不織布袋、紙袋 | 1ヶ月毎 | 3カ月 |
床下用設置炭 | 1坪につき15~30kg | 竹炭粉・竹炭粒、そのまま、不織布袋 | 無期限 | 無期限 |
冷蔵庫内脱臭炭 | 300g | そのまま、布袋、不織布袋、紙袋 | 15~20日毎 | 2カ月 |
車内脱臭炭 | 普通車で1kg | 布袋、不織布袋 | 1カ月毎 | 3カ月 |
②調湿・除湿・マイナスイオン放出効果
設置場所 | 使用量 | 設置方法 | メンテナンス | 使用期限 |
部屋用調湿炭 | 6畳につき2kg | そのまま、布袋、不織布袋、紙袋 | 1カ月 | 3カ月 |
床下用調湿炭 | 1坪につき15~30kg | 竹炭粉・竹炭粒、そのまま、不織布袋 | 無期限 | 無期限 |
クローゼット用除湿炭 | 1畳につき2kg | そのまま、布袋、不織布袋 | 1カ月 | 3カ月 |
③水質浄化・アルカリ還元効果
用途 | 使用量 | 設置方法 | メンテナンス | 使用期限 |
浴用 | お湯180Lに1kg | 網目のネット | 毎回水洗い、乾燥、1週間毎にメンテナンス | 1カ月 |
飲料水用 | 水道水1Lに50~100g | そのまま | 飲料水は1~2日、竹炭は使用毎に煮沸消毒 | 10日 |
炊飯用 | お米5合に100g | そのまま | 使用毎 | 5回 |
揚げ物料理用 | 1回の油に100g | そのまま | 不可能 | 1回 |
野菜の鮮度保持用 | 300g | そのまま、布袋、不織布袋、紙袋 | 15~20日毎 | 2カ月 |
花瓶の花用 | 500mlの水に50g | そのまま | 15~20日毎 | 2カ月 |
水槽用 | 水槽幅60cmまでは500g、水槽幅60cm以上は1kg | 網目のネット | 15~20日毎 | 2カ月 |
この様に、竹炭には様々な効果があり、それらは決して悪い効果ではありません。
そして、竹炭の効果を活用し、私達の生活の中で多様な使い方をされています。
竹炭を身近に活用することが、私達の健康にも良く、放置竹林の環境問題にまで貢献することになるのです。